実世界へのテレイグジスタンス
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本研究の最終的な目標は、パーティ会場などの多数の人が集まり自由に行動しながらコミュニケーションを行う場において、「その場にいる参加者」に加えて「空間的に離れた参加者」も、あたかもその場にいるかのようにパーティに参加して、相手と触れるなどの身体性を伴ったコミュニケーションを実現することである。本研究は、(1)「視覚的リアリティ」、(2)「身体性」、(3)「存在感」の3要素を実現し、相手とインタラクションを行うことを超臨場感と定義し、超臨場感通信の実現を目指す。具体的には、全周囲立体ディスプレイTWISTERと代理ロボットを用いたテレイグジスタンスシステムによって遠隔地の相手とのインタラクションを行う。

本研究は総務省・戦略的情報通信研究開発推進制度(SCOPE)の委託研究として実施されている。